癒し上手 6 〜しあわせとは〜





「人間が為すことはすべて、幸福になるのが目的である」
                         ―アリストテレス―


     アリストテレスが言っているように、しあわせって人が生きることのいちばんのテーマのような気がします。

     そして、 しあわせについては、さまざまな方たちが、さまざまな意見を述べられています。

           ●「いちばん幸せなのは、幸せなんて特別必要でないと悟ることだ」
                           ― ウィリアム・サローヤン(アメリカの小説家)―

           ● 「しあわせとは、人と人とのご縁を、限りなく噛みしめ、味わうことなり」
                                           ―森 信三―

           ●未来を幸せと信じている人は、今の不幸も不幸とは感じないのである。
            だから、自分のまわりにはいつも「いいこと」が起こっているように感じられる。
                                              ―紫門ふみ―

           ●「しあわせはふしあわせをやしないとしてはなひらく」
                                  ―谷川俊太郎―

          ●幸福人とは過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、
            不幸人とはそれの反対を記憶している人々である。
                                       ―萩原朔太郎―



        夢中になれるものを見つけること、見つけられることがしあわせなのでは
        と言う人もいます。


     あなたにとってしあわせとは、どんなことでしょう。

     たとえば・・・
      お金持ちになること
      仕事で地位や名声を得ること
      人間関係がうまくいくこと
      自分の思うような恋人や結婚相手に恵まれること
      健康であること

     など、など・・例をあげてもキリがないくらい、いろいろありますよね。
 
     ちなみに私は食いしん坊でお酒がだいすきなので、美味しいものを食べながら
     お酒を飲んでいるときなんかは、とってもしあわせを感じます(^^ゞ

     当たり前のことですが、しあわせって人それぞれ千差万別ですが
     根っこの部分はみんなおんなじなんじゃないのかな、って思うんです。

     ● しあわせとは、自分がしあわせと感じること
     ● しあわせは自分のこころがきめること
    ● 話は簡単だ。自分は幸せになると決めればいいのだ。―リチャード・コッチ―
     
     と、言い方は違っていても

     「しあわせは自分次第」ということをいろんな方々がおっしゃっています。
     そして私も
「しあわせは自分自身のなかにある」そう思います。

     しかし、
     【人生には4つの〈思うにまかせぬこと)がある。それは生・老・病・死、だと。】
                
五木寛之 『生きるヒント3 ―傷ついた心を癒すための12章―』より抜粋

     五木さんが本のなかで、こうおっしゃっているように
     今、私が挙げたほんの少しの例のなかでも、自分ではどうすることもできないことがあります。

     たとえば、お金持ちになるということは、自分が頑張ればいつか叶う、という可能性があります。
     でも健康って、どんなに注意をしていても、けがや病気になってしまうときって、残念ながらあります。

     そしてこれ以外にも、自分ではどうすることもできないことはたくさんありますよね。
     こんなこと言ってたら、なんだか落ち込んできそうですが
     自分ではどうすることもできないことがたくさんあるからこそ
     しあわせを自分自身のなかにもっておく必要があるように思うんです。

     では、どうしたら自分でしあわせと感じることができるようになるのでしょう。
     これは「自分と向き合う」という意味も含めて、永遠の課題のように私は思います。

     ここで、私が参考にしている「幸福になる7つの習慣」をご紹介したいのですが
     残念ながらすべてご紹介するわけにはいかなくて・・・。

     この「幸福になる7つの習慣」というのは、私の人生の手引書と言える本
     『人生を変える80対20の法則  / 著者:リチャード・コッチ』
     ―幸福への7つの手引き―という章に書いてあるもので
     この本に出逢えたことを、とても感謝に思ってるんです。


     この本は私が、ビジネス書として購入したのですが
     読んでみると「人生の手引き書」そのもので
、手放せなくなっていつも持ち歩いています。

     話がそれてしまいましたが、この本中に書いてある幸福になるための方法は

     ●自分が楽しいって思うことをすること

     ●自分にとって大切な人と、できるだけたくさんの時間を過ごすこと
     ●こころを刺激する(あるいはこころを癒す)
     
     ・・・など
7つの習慣として書いてあるのですが
     楽しいって思うことをすることや、大切な人とたくさんの時間を過ごす・・・など
     こうやって聞くと、なにか特別な方法でもなく、当たり前のことのように思われるかもしれませんが
     実際にやろうと思うと、なかなかできない
んですよね(^_^;
     (楽しむというのは、楽しみの達人でもお話していますので、よかったらのぞいてみてください。)
     
     しかし、日々の暮らしの中で、できるだけたくさんの時間を
     こういったことに使えるようにしたら(できたら)、すてきなことだと思われませんか。

     
     それ以外にもこの本は(翻訳がすてきなこともあると思うのですが)

     快楽主義の勧め、とか、常識にとらわれないことの大切さや、人脈の築き方など
     一見、ビジネス関係の内容のように思うのですが、読んでみると 
                       
    元気が出たり、癒されたりすることばが、たくさん込められているんです。

     本を一冊だけ人にすすめるとしたら、私は迷わずこの本にします。
    よかったら読んでみてください。

    しあわせとは、という永遠の課題に、きっとこの本はヒントを与えてくれると思います。

     最後になりましたが、私の場合をお話させてもらいます。
     かけがえのないひとを失って、 悲しみとつらさで押しつぶされそうになっていたときは
     「しあわせとは」ということを、考えることなんてできなくて
     それどころか、しあわせということばを
思い浮かべる余裕すらありませんでした(^^ゞ

     しかし、つらい心の痛みをなんとか和らげようと癒しを求めこのサイトのテーマでもある
     「自分で自分を癒す方法」のヒントを
、たくさんの方々から与えていただいて
    自分なりに試行錯誤をしながら毎日を過ごす中で 、徐々にしあわせだって思えるようになってきました。

     私は現在、まわりからみたら、しあわせな状況ではないのかもしれません(^_^;
     でも、「今とってもしあわせ!!」そう思っていますo(^-^)o

     それはどこからくるものなのかな?って考えてみました。

     そうしたら・・・
     感謝・・・「感謝する」ということは、このサイトのいろんな所で言っていることですが
     感謝する相手がいるという事が、しあわせだって思えるんです。


     希望・・・希望とは「何ごとであれ、自分の目標を達成する意志と方法があると信じることだ」
     C・R・シンダー(心理学者)と、ことばのチカラの悩んでいるあなたへにも書いてありますが
     希望を失わずにいたら、現在の状態がどうであれ、しあわせに感じます。
     希望はだれにも奪われないものです。自分を信じることなんだと思います。

    
     という感謝と希望の、この2つのことが浮かんできました。

     そして、できるだけ楽しく過ごし、しあわせだって思っていたら、顔の表情だってすてきになってきて
     自分にも人にもやさしくなれる・・・そしてそれがまた、しあわせを呼ぶんですよね。

     しあわせはしあわせを呼ぶ――そう思います。

    最終的にはやはり、自分自身が
     「しあわせだ、って思えること」「自分次第」ということなのかな、と思います。







おすすめ!幸福論の本


人生を変える80対20の法則
私の人生の手引き書と言える本です。
幸福への7つの手引きの章をぜひ読んでみてください。


ラッセル幸福論
「不幸にならないため」だけではなく「どうすれば幸福になれるのか」を
この本はわかりやすく書いてくれています。読みやすい本です。


幸福論
「哲学を文学に、文学を哲学に」変えようとするこの独特の文章は「フランス散文の傑作」と言われています。
幸福に関する93のプロポ(哲学断章=抜き出した一部分)を収め
これもわかりやすく、読みやすい本です。






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