癒し上手 4 〜楽しみの達人〜



午後にワインと読書





         午後にワインと読書

   以前からずっとやってみたかったことがあるんです。
   
   それはひとりで、昼間からお店でお酒を飲むこと。

   そうでなくても女性がひとりでお酒を飲んでいると
   まわりの視線が痛く感じられるのに
   ましてやそれが昼間から、となると人の目が気になって
   今まではとてもじゃないけど、できませんでした。

   でも最近はまわりの目を気にせず、自分がやりたいことを
   やろう、って思うようになったんです。

   人に迷惑をかけなければ“他人のものさし”で
   自分が動くことはないな、って。

   しっかり自分を楽しませてやろう!って思えるようになったんです。

   そして、ある休日の午後、小さなレストランへ行ってランチメニューだけ持ってきたウエイトレスさんに
   (やはり少し恥ずかしいので)小さな声で「あのぅ・・・アルコールはありますか」って聞いたら
   にこやかにアルコールメニューを持って来てくれて、私はワインと軽めのランチを頼みました。

   小さなそのお店は、カップルや友人連れの人たちでいっぱいでした。
   その人たちの少し冷たい視線(?)を感じながらも”われかんせず”で
   軽く食事をしながらワインを飲んで、好きな本を読みました。

   ワインはもう一杯おかわりをして、結局二杯飲んだのですが
   二杯のワインをゆっくり時間をかけて飲みながら、好きな本を読む――
   ワインというほんのちょっぴりのスパイスのおかげで
   優雅で贅沢なひとときを過ごすことができて、とても心が豊かになりました。
   今まで“他人のものさし”にふりまわされていた自分がバカらしく思え

   これからも、どんどん“自分のものさし”で、自分をしっかり楽しませてやろう、って思いました。

   あなたも自分を楽しませること、やっていますか。





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